■形成外科専門医による形成外科
当院では、形成外科専門医による形成外科治療を提供しています。
ほくろの除去をはじめ、傷跡修正や皮膚腫瘍の切除まで、患者様の美しさと健康を両立する治療を行っています。
形成外科は、単に見た目を改善するだけでなく、機能の回復を目指す医療分野です。
ほくろなどの気になる皮膚トラブルにおいても、形成外科専門医が安全な治療を提供いたします。
当院の三橋院長は日本医科大学の形成外科・美容外科非常勤講師も務めており、実績と経験に基づいて年間で430件以上のほくろ、眼瞼下垂、粉瘤、ワキガなどの形成外科手術を行っております。
特にほくろ除去に関しては、多数の患者様にご満足をいただいており、切開法とCO2レーザーによるほくろ取りを行うことで、再発を可能な限り防ぐための適切な手術方法を提案することや、自然な仕上がりを目指すことを心がけています。
■当院のほくろ治療
【切開法によるほくろ治療】
1回でほくろを取りたい場合は保険適応になる切開法を行っております。
レーザーでは対応できない大きなほくろや盛り上がっているほくろは切開法がオススメです。局部麻酔を施した後、メスでほくろを含む皮膚を切除し、縫合します。この方法は、ほくろの根元までしっかりと取り除くことができるため、再発のリスクが低くなることが特長です。
<治療の流れ>
・切開
切開後縫い合わせるため、ほくろとその周辺の皮膚を紡錘形に切り取ります。組織を丸ごと取り除くので、ほくろの再発を防ぐこともできます。
・縫合
切り取った両側の皮膚を同化するように縫合する事で傷が目立たなくなります。
・施術後
抜糸するまでは、激しい運動や・岩盤浴・サウナ・アルコール摂取などは控えるようにしましょう。術後1週間~10日程で抜糸します。
・経過
抜糸後しばらくは赤みが残りますが、1~2ヶ月ほどで目立たなくなります。また切り取ったほくろは病理学検査に出すこともできますので、皮膚がんの可能性がないか調べることも可能です。
【CO2レーザーによるほくろ除去】
治療痕が気になる方へのほくろ除去には、CO2レーザーを使用します。
キャンデラ社の「CO2RE」は「フラクショナルモード」と「スキャナー付き炭酸ガスレーザー」機能を兼ね備えており、ほくろ除去にはスキャナー付き炭酸ガスレーザー機能を使用します。
ホクロやイボなどの腫瘤を迅速かつ均一に切除することが可能で、周囲の正常組織へのダメージを最小限に抑えつつ、精密な治療を実現することができます。
「CO2RE」は厚生労働省から認可を受けており、安全性と信頼性が高いことも大きな特長です。臨床データも豊富で、多くの症例で効果が確認されています。
<治療の流れ>
・施術前
ほくろの大きさの確認や治療法について説明します。炭酸ガスレーザーによるほくろ治療は治療痕をキレイにすることが可能ですが、ほくろの根が深い場合には1回のレーザーでは削り取れない場合があります。
・レーザー照射
ほくろにCO2レーザーを照射。ほくろの中には水分が含まれており、レーザーによって正確に蒸発させ、破壊することが可能です。施術時間は5~10分ほどと短時間で、痛みや出血がほとんどないのが特徴です。
・ほくろ除去
レーザー照射後はほくろの跡が少し凹みます。またレーザーの熱エネルギーの影響で、患部が軽い火傷のような状態になっているので、医療用テープを貼りケアをしていきます。
・施術後
施術後数週間で凹んでいた患部が徐々に盛り上がり新しい皮膚が出来ます。最初は赤みが残っていますが、数か月もすればほとんど目立たなくなります。ただし施術後は肌が敏感な状態なので、日焼けしないように特に注意する必要があります。
■ほくろは再発するの?
ほくろを構成する母斑細胞が完全に取り除かれていない場合、再発する可能性があります。特に、深部にある透明な母斑細胞が残ると再発のリスクが高まります。
切開法は再発率が低いですが、傷跡が目立ちやすくなっており、炭酸ガスレーザーの場合はほくろが深い場合や削る箇所が大きくなる場合は再発率が高くなる可能性があります。
母斑細胞は紫外線などの影響で徐々に盛り上がってきますので、紫外線対策や適切なスキンケアが再発防止には重要です。施術後は紫外線を避けるために日焼け止めや保護テープを使用して対策を取っていきます。
当院では2回目以降の施術にも対応しています。
■施術費用
・切開法
保険適応
病理検査の場合も保険診療で行っております。
・CO2レーザー
自費診療によるほくろ治療です。
1個15,000円~
※鼻部分や大きいほくろは20,000円
2回目以降3,000円
10個取り放題30,000円
2回目以降10,000円
11個以上は50,000円
2回目以降15,000円
1回で取りたい場合は切開(保険適応)
治療痕が気になる方は自費(キレイに仕上げるために複数回の治療が必要です)で対応しておりますので、治療法で迷っている方はお気軽にご相談ください。
まぶたが下がってものが見にくい病気を眼瞼下垂(がんけんかすい)といいます。
生まれつきまぶたを開く力が弱い場合と、生まれた時は正常でもさまざまな原因で眼瞼下垂になる場合があります。
眼瞼下垂の手術を行うことにより、眼が開きやすくなるため物が見やすくなります。また、目が疲れにくくなったり、見た目も二重にする事が可能です。
■このようなお悩みはありませんか?
☑まぶたの垂れ下がりにより、上の方が見えにくい方
☑まぶたのたるみを取り除く施術を希望する方
☑まぶたが下がることで黒目が隠れる恐れがある方
☑まぶたのたるみを引き上げたい方
眼瞼下垂は、まぶたが下がり視界が狭くなる状態で、形成外科治療の一環として改善が可能です。手術によってまぶたを引き上げることで、視野を確保し、見た目の若々しさも取り戻します。
眼瞼下垂手術は、細かい技術が求められる治療ですが、当院では経験豊富な専門医が患者様一人ひとりに合った手術計画を立て、安全な治療を行います。
■眼瞼下垂の手術について
眼瞼下垂の治療では、挙筋前転法や眼瞼挙筋短縮術が一般的に推奨されます。
上眼瞼挙筋と瞼板を縫合して筋力を直接まぶたに伝えることで、目を開けやすくします。手術中には余分な皮膚や筋肉を切除して、まぶたの形状と機能を改善する場合もあります。
この治療は、特に症状が進行し視界が遮られる場合に有効で、回復も早く日常生活に早期復帰が可能です。ただし、リスクや術後ケアについて専門医と十分相談し、最適な治療方針を選ぶことが重要です。挙筋前転法は日本だけでなく世界中で広く行われている信頼性の高い手術です。
<治療の流れ>
・診察
手術前に医師と相談し、手術の方法やリスクについて説明を受けます。
・麻酔
局所麻酔を行い、手術部位の感覚を麻痺させます。
・手術
選択した術式に基づいて、まぶたの筋肉を修正します。手術時間は片目で約30分、両目で約60分程度です。
・術後のケア
手術後は、まぶたにガーゼを当て、数時間の観察が行われます。術後の痛みや腫れは通常軽度ですが、医師の指示に従って適切にケアを行うことが重要です。
まぶたが十分に開くようにするための手術ですが、美容目的の手術ではありませんので、保険適応で手術をする場合は見え方に障害が出たタイミングが目安となります。
わきが専用のクリームで効果がない場合、手術をお勧めしています。
手術は皮膚を切開し原因となるアポクリン腺を取り除きます。術後5日間の固定が必要です。
超音波でアポクリン腺を砕いて吸引する方法もあります。この場合術後の固定は2日間程度ですみます。
■よくある質問
Q: ほくろ除去は痛みがありますか?
A: 治療中は麻酔を使用するため、痛みはほとんどありません。治療後に軽い痛みを感じる場合がありますが、すぐに改善します。
Q: CO2レーザー治療後のダウンタイムはどのくらいですか?
A: 通常は1週間程度で赤みが引いてきますが、完全に治るまでには数週間かかることがあります。術後は適切なケアが重要です。
Q: 眼瞼下垂の手術はどのくらいの期間が必要ですか?
A: 手術は日帰りで行える場合が多く、術後の回復期間は1~2週間程度です。視界が改善し、見た目も自然に仕上がります。
当院は「ほくろ」や「眼瞼下垂」などの形成外科治療に力を入れています。形成外科専門医による高い技術と豊富な経験を活かし、患者様の安心と満足を追求しています。
千葉県浦安市でほくろ除去や眼瞼下垂の形成外科手術ならマリンクリニックまでお気軽にご相談ください。